実は先週から色々画策してました。それは「フレッツ・グループアクセス・ライト」(以下FGAL)を「実家@仙台」と「社員寮@福島」で導入し、VPN環境を整えようというもの。以前、「Flet's.net」で同じようなことを実現しようと奮闘してましたけど、さすがにIPv6のみだと対応アプリが少なかったり参考資料に乏しくて・・・結局は断念していました。でもFGALならIPv4も当然使えますから、それほど難しくはないはず。まぁ、流石に個人で導入している人は少ないので、参考資料に乏しいのは同じなのですが(笑)。
先週に導入を決意し、休みに実家と寮でそれぞれ申込みをしたのですが、開通工事(といっても自動化されてるはず)は平日だけなのですぐには使えず、ようやく今日から使えるようになったのでした。自動化しているんなら休日にも工事をして欲しいです・・・。おまけに工事費は1拠点当たり2000円、自動化しているのにそれはないよなぁ・・・需要がそれほど無いのは分かるんですけど、せめて1000円ぐらいにならないんでしょうか。月額使用料は700円とそれほど高くはないんですけどね。
んで。FGALは「プロ」と異なり払い出されるIPアドレスは1拠点に1 つだけと、端末1台を直接接続する場合のみが想定されており、ルーターをかましての接続は殆ど考慮されておりません。そのため、マニュアルはあってもルーター経由での接続方法までは記述されておらず、自分で調べる必要があります。実家と社員寮で使ってるルーター「MN8300(MN8300W)」のマニュアルには「プロ」での使用例は記述されてますが、「ライト」での使用についてはやっぱり記述されていませんでした。
まぁ、基本的な考えは、払い出された固定IPアドレスに関わる接続を、全てLAN内の特定の端末に向かうようにしてやればいいわけです。そうすれば、ルーターを介していても問題無くやり取り出来る・・・はず。そんなわけで早速試してみました。まず、ルーターでFGALへの接続をサブセッションとし、払い出される固定IPアドレスへの通信はこのサブセッションへと流れるようにします。次にNATアドレス変換を設定し、サブセッションからの通信は全てLAN内の特定の端末に流れるようにします。これで見事通信可能となりました(こちらのページにMN8300Wでの設定例がありますのでご参考までに)。
恐る恐る試してみると、相手側の固定IPアドレスにもpingは通りますし、コンピュータ名として検索をかけるときちんと出てきます。FTPでの接続も問題無いので、まずは成功したようです。やれやれ。それにしても、遠く離れている社員寮に設定している自宅鯖と「Microsoftファイル共有」でやり取りできるというのは、何とも不思議な感覚です(^^;

とりあえず、実家と「自宅鯖@福島社員寮」との間でFTPを使い、実効転送速度を計ってみます。実家>社員寮は約50Mbps、社員寮>実家は約25Mbpsぐらいは出てます。社員寮のアクセス回線はBフレッツ・マンションタイプで、上り速度が Max30Mbpsだということを考えると、至極妥当な値でしょう。

ちなみにISP経由で計測した場合ですと、実家>社員寮は約18Mbps、社員寮>実家は約15Mbp程度。FGAL経由の値と比べて格段に落ちてます。特に「実家>社員寮」での速度低下は顕著です。やはり、フレッツ網の中だけで通信が終始していることの効果は絶大なようですね。
そんなわけで、例えばFTP経由で自宅鯖にファイル転送しつつ、VNCでその実行状況をチェックし、更に自宅鯖からmpeg2とmp3ファイルを同時に再生するなんてワケ無いこと。完全に「LAN」の感覚で使うことが出来ちゃってます。
こんなに便利なのに、各拠点1端末でしかアクセスできないのは非常に惜しい。VPN対応のルーターを導入したり、「SoftEther」を使えばその問題は解決するんですが、前者は値が張るし、後者はインストールするとTCP/IPがらみのレジストリ設定(MTUとか RWINとかAFDとか)を勝手に変更してくれちゃうんで、あんまり使いたくないというのが本音。使う人間は自分一人しかいないとはいえ、これは悩むなぁ・・・。
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